スマホで聴く「朗読」
又しても「番外編」です。
最近、夜寝る前のいっ時にスマートホンで You Tube の朗読を
聴くことにしています。
いろいろな分野の小説ですが、さわり部分を少し聴いて、大体の
内容を察します。
自分の興味に合っていれば続行しますが、たくさん有るので別の
作者・タイトルを探したりもします。
昔は、好みの小説家の本をよく読みました。どんな展開になるのか
期待と好奇心に引き込まれて行きました。「ああ、そういう事か!」
が面白いのです。
朗読を聴いていると、遠い昔の記憶が徐々に蘇って来ます。
考えると、本を買ってページをめくり、小説の内容を活字から読み
込むのは、かなり面倒な作業でしたが、それが当たり前でした。
今は、実に便利になりましたね。小さなスマートホン一つで
本屋にも行かずに手軽に、読書が朗読を聴くという形で出来る
ようになったわけです。
上の写真は、数ある You Tube の「朗読」の最初の画面です。
小説の各分野に、たくさんのナレーションが有りますが、自分
は、色々視聴してみて二人のナレーターに的を絞っています。
窪田 等 ナレーターです。何故か声のトーンや語り口が合って
いるのだと思います。
写真の菊池 寛 原作の「入れ札」は、国定忠治が上州から
信州方面に逃れるときの様子を語ったものです。
もう一人のナレーターは女性のあべよしみナレーターです。
山本周五郎などの時代物小説が秀逸です。初めて聴いた時は
男女が掛け合いで録音しているように聞こえました。
常時の語り口は地声ですが、男役、女役の切り替えが上手で
シチュエーションによっては、何とも艶っぽい女になります。
(最近、耳が少し遠くなり、聞き違い勘違いかも知れませんが。)
山本周五郎 原作の「牡丹花譜」は、想い合う男女三人の
やりとりに引き込まれます。
一本の時代劇映画を観ているようです。
両者とも流石がにプロですね。変な訛りもなく聴き良いです。
下の写真は題名の一部分ですが、原作者・朗読時間なども判ります。
長時間のものは、途中で止めてあとで聴くこともできますから便利です。
一例ですが、スマートホンの You Tube 画面の検索に
「窪田 等 朗読」もしくは「あべよしみ 朗読」をキーワードに
して検索すれば多数の朗読動画がヒットしますのでお試しください。
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