「種子から育てる節分草」・・・生長記録001
前に掲載した生長記録の「節分草を初めて播いてみました」の続きです。
写真が節分草の種子です。
一般的に種子の大きさの3倍ぐらいの深さで播種するのが基本
らしいですが、(節分草の種子は約2.5mm)球根になるよう
なので少し深めに播種しました。
ちなみに、ツツジ・シャクナゲは、種子が非常に小さいので
水苔を用土にして表面に播種します。
節分草は別の用土が良いということなので、桐生砂、赤玉、黒土
を適当に混ぜて用土にしました。
この節分草は、初めて行き当りばったりなので実際にどうなるか
半信半疑の実生です。
普通は取り播きが良いらしいですが、購入した種子を5月に播きました。
そして、翌年2月頃発芽した苗を3月初旬に移植しました。
発芽は小さなプラ鉢だったので、生長の大きさを考えて約35×45×15
センチの中深の鉢に発芽した苗を移植したのです。
写真は移植した苗の現在の状態です。
部分拡大
30本位移植し、半分近く枯れたようになっています。この状態で
経過を見たいと思います。
多分、全部枯れて表面には何も無くなり地中に小さな球根が出来
て、来年また目が出て本葉が展開するのではないかと想像しています。
2~3月頃にキンポウゲ科のギザギザの葉が出て生長するらしい
ので、今から乾燥・高温に注意して管理する予定です。
4年目の春に花が見られるかどうか、楽しみにしています。
ツツジ・シャクナゲの実生と同じ様に、種子を5℃以下の温度で
冷蔵庫で保管し翌年2~3月頃に播種すれば、取り播きから発芽まで
の管理期間を短縮できるので
種子を播く→発芽→休眠期間(球根)→発芽(本葉)→翌年開花で
丸3年となるのではと考えています。(取り播きだと約4年)
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