ウツボグサ
Lamiaceae Prunella ウツボグサ(シソ科)
茎の先端に花穂を着け、その周りにたくさんの花冠が並びます。
鮮やかな花で多年草ですから、上手に栽培すれば毎年楽しめます。
葉は細かいノコギリ葉で互生、長卵形。一度栽培したことがありますが、
多年草とは言え山の植物ですから、毎年咲かせるのは案外難しいです。
専門に栽培すれば育てる特徴もつかめて簡単かも知れません。
シソ科の中でも、ウツボグサは生薬やハーブティの材料として使われて
いるようです。
ウツボグサという呼び名を、はじめは海に生息するウツボを連想しました。
あの奇妙な不気味な魚です。中には毒を持つ種類もいるようです。
反して、ウツボグサは綺麗です。何でそんな名前が付いたのか?
調べてみると、ウツボグサは海のウツボとは関係なく花穂の形が弓の矢を
入れる靭(うつぼ)に似ているからという事でした。
名前の由来はともかく、草丈も手頃なので、これからも栽培してみようと
思っております。
少し形は違いますが、日本種のタテヤマウツボグサもあります。高山性で
平地ではやや大きくなるみたいです。
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