実生苗の植え替え001

 

 

 

 

 

   今年、ツツジ・シャクナゲをミズゴケ床にバラ播きした小さな苗が

   ここまで生長しました。

 

 

   上の方にある大きめの葉の苗がシャクナゲで、下の紅葉して沢山

   あるのがツツジです。

 

 

   ツツジは、花が朱紅色のヤマツツジで一品種ですから区別できます

   が、シャクナゲは、確か二三品種播いたので混ざって名称が判らなく

   なってしまいました。

 

 

   ツツジは、昨年の春に近くの山(1000mの低山)に行き、花を

   観て三種類の別々の株にテープで目印を着け、秋10月に種子を

   採取しました。

 

 

   その種子(三種共朱紅色)を冷蔵庫に保管し、今年の春に播種し

   たものです。

 

 

   紅葉しているもの、していないもの、大きい、小さい、など様々で

   すが、花を見ていますから「朱紅色のヤマツツジ」ということで

   特定できます。

 

 

 

    問題はシャクナゲです。名札を付けて区別していたのですが、

   水遣りの時に種子が流れて自分の領域を突破したらしく、どれが

   どれだか判らなくなってしまいました。

 

 

   いずれ苗が育てば、葉の形状などから判別できるとは思いますが、

   時々こういう事があります。

 

 

   似ている近縁種は離して播いているのですが、播き床のミズゴケの

   品種と品種の間に堤防を築いた方が良いかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

   この写真は、先程のミズゴケ床の苗からシャクナゲを三号鉢に

   移植した状態です。

 

 

   用土は桐生砂富士砂の混合です。

 

 

   このようにして、良さそうな苗を選別して植え替えていますが、

   細かい作業ですから時間が掛かります。まして上記のツツジ

   は、ざっと100本以上有りそうです。

 

 

   全部はとても植え替えられません。貴重な苗ですが取捨選択

   処分することになります。

 

 

 

 


 

 




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