植え替え(2回目)
ハンセアーヌム・ナヌム(R.hanceanum var. nanum)
シャクナゲ Triflorum系の高さ1mまでの小低木。産地:西四川1.500~3.900m
低木林中、葉:6~3cm、花:白、ピンク、クリーム、5弁花 径2.5cm位 花期:4月
意外に強健で小さな苗のほとんどが枯れずに育ちました。皮質の葉がいい感じです。
2回目の植え替えとは、1回目植え替え(ミズゴケからミズゴケ)を
さらに山砂に植え替えることを指します。
1回目の植え替えで苗はかなりシッカリして来ます。
そのまま充分に育つまで様子を見ます。
1回目の植え替えから約1ヶ月後に、山砂に植え替える前にもう
一度1回目と同じ事を繰り返す方法もあります。また、1回目の
状態で温存する場合もあります。
置き場所の温度など真夏の暑さに耐える状態にすることを急ぐ
ときには途中省略で急きょ、山砂に植え替えます。
種を播いた時期と生育状態でいろいろ工夫します。その折々の
タイミングで変化します。
以前実際に、1回目植え替えから2回目の山砂に植え替える
ときに、残った苗をミズゴケのまま植え替えないで放置(潅水は
継続)してみたことがありましたが大丈夫でした。
苗の用土を山砂に替えるタイミングは重要です。根の貧弱な
状態で移植しない方が良いです。根が山砂に活着しないで
枯れてしまいます。
根の状態が良ければ小さな鉢か、小型プランター、播種時
同様の大き目のトレイなどに移植します。(用土は山砂を主体)
水苔やピートモスを適当に混合して保湿を考慮しても良いと思い
ますが、直ぐに高温の夏になりますので過湿の注意を要します。
また、ピートモスは細かいので少し乾くと土壌表面に浮き上がり
ます。湿度は潅水の度合いで調整できますので、山砂単用で
差支えありません。
肥料・殺虫粒剤は、この段階では混ぜなくても良いようです。
その後の管理で追肥とか殺虫乳剤等を施してクリア出来ます。
山砂は、地方により各種ありますが当方は、富士砂と桐生砂を
等量使ってます。(4~5mm以上の粒)
グンバイムシとナメクジは大敵です。その都度処理しています。
この状態で苗が、夏を越し秋も安定して過ごせれば成功です。
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