アカモノ 001
「アカモノ」 学名:Gaultheria adenothrix ツツジ科シラタマノキ属
アカモノ(赤物)は常緑小低木。別名はイワハゼ(岩黄櫨)。北海道、本州(主に
近畿以北の日本海側)、四国の低山帯~亜高山帯の日当たりのよい場所に生える。
高さは10~30cm。花は白~淡い桃色。花の大きさは6~8mmで釣鐘形、縁が小さく
5つに裂け、軽くカールしている。萼はあざやかな赤色をしている。花期は5~7月。
花が終わると萼が生長し、果実を包み込み、赤色の偽果となる。この偽果は食用に
なり、甘みがありおいしい。名前は赤い実からアカモモ(赤桃)と呼ばれ、これが
訛って付けられたといわれる。
高山植物「アカモノ」の実生の苗です。
またの名を「イワハゼ」とも呼ばれ、都会での栽培は難しいとも言われてる
います。
今までに、各種の高山植物を実生で栽培していますが、実際にやってみなければ
わからないと考えて試しております。果たしてどうなりますか? 結果に関わら
ず、興味があります。
難しいと言われているものが容易に栽培できて、簡単だと言われている品種が
意外にも手こずったりするから面白いです。
種を播き実生で栽培して気がついたのは、どういう訳か、弱い品種は沢山
発芽するようです。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」ということでしょうか。
それだけ、子孫繁栄を願っているようですね。😊
ちなみに、「アカモノ」は、発芽率だいたい5%位でしたから環境に順応して
くれたようです。
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